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YOSHITOO! インタビュー

Filed under 2.Interview

家族や友達に会いたくなる…素朴で純粋なメッセージソングが到着!!

ワールドチャンプルーが人を救う!?
幸せと笑顔をさりげなく運ぶYOSHITOO!が奏でる音楽とは!?




音楽の場だけではなく、図書館で読み聞かせをしたり、お店をオープン予定だったりと活動の場がとても広いYOSHITOO! 。こう聞くと、なんて行動的なんだろう! と思う人もいるかもしれないが、実はその逆。とってもゆるい性格なのだ。彼がここまで活動の幅が広いのは、一度でも出会った人、友達…とにかくつながりを大切にするから。音楽だけではなく、彼まで愛してしまいそうな純粋なキャラクターとともに家族や友達が恋しくなる「島の友よ」について語ってもらった。

— いちばん最初に音楽の活動をしたのはいつですか?
YOSHITOO! いちばん最初は高校時代に友達と一緒にやったバンドですかね。初めてのライブは北谷にある産婦人科だったんですよ。

— そのバンドを始めるきっかけはなんだったんですか?
YOSHITOO! 俺、ずっとスポーツ少年だったんですよ。だから、音楽とは違うところにいて…。でも、友達がスタジオとかに行くのについて行ってみたら楽しそうで、ギターとかベースよりもドラムに憧れて…。「ドラム叩かせてもらっていい? 」って聞いたらいいよって言ってくれて、やってみたらアップダウン奏法っていうのがすぐできてしまったんですね(笑)。

— えっ、初めてなのになんでできたんですか!?
YOSHITOO! サッカーをやっていたのがよかったみたいで(笑)。足の甲を使ってボールを浮かせる練習があるんですけど、アップダウン奏法もその足の使い方と同じ方法でできたんですよ。友達もびっくりしてて。なんでできるの? みたいになったけど、自分も初めてやるから分からないしみたいな(笑)。けど、褒められて伸びるタイプだから、アップダウン奏法ができたのがうれしくて楽しかったです!!

— じゃあ、ドラムを担当していたんですね。その後はどうなったんですか?
YOSHITOO! 高校の頃はロックに明け暮れていましたね。で、卒業後は福岡の短大に進学したんですが、極度のホームシックになってしまいまして…早く沖縄に帰りたいって(笑)。友達もいないし、時間があると家に引きこもってしまうし。だから、おばあちゃんに三線を送ってもらって弾いていたんですよ。暇で弾いていたから、どんどんうまくなっていったし。

— もともと三線は弾けたんですか?
YOSHITOO! 三線はおばあちゃんがやっていたので、昔からちょこちょこ弾いていましたね。それで、短大の県人会にいる石垣出身の先輩に今度老人ホームで音楽を披露するのに太鼓できる人が必要だからこいって言われて(笑)。翌年は三線できる先輩がいなくなったから三線弾いてって言われて。そこで出会った石垣出身の先輩とかで“八重山モンキー”っていうグループを組んで、老人ホームとか幼稚園に行くうちに福岡での生活も楽しくなっていきましたね。今、音楽をするときのモチベーションもあの頃と同じです。

— 八重山モンキーの活動自体はどうだったんですか?
YOSHITOO! ライブハウスとかでするようになったり、音楽もレゲエ風にしたりして音楽チャンプルーさせていましたね。いろんな国の音楽をミックスしたワールドチャンプルーです。

— じゃあ、ジャンルにとらわれない音楽をやっていたんですね。沖縄に戻ってきたのはいつですか?
YOSHITOO! ワールドチャンプルーをコンセプトにしているのに、海外に行ったことがないっていうのは説得力がないので、オーストラリアに一年ぐらい行って沖縄に戻ってきました。

— すごく気になっていることが一つあるんです。YOSHITOO! の“ ! ”に何か深い意味があるのかな? って疑問に思っていたんですが…?
YOSHITOO! 記号はとくに意味ないですねー。響きです(笑)。YOSHITOOのOが2回続いているのは、「よしとー」って呼ばれているからですね。

— あっ、そうなんですね。何か意味があるのかと思いました(笑)。そういえば、この前、読み聞かせのイベントをしていましたよね?
YOSHITOO! はい、絵本作家の草場さんと仲良くさせてもらっていて絵本「いのちのまつり(ヌチヌグスージー)」の読み聞かせをしましたね。今年に入って2回目です。9月12日に図書館でさせてもらったんですが、「あなたの命はご先祖様からもらったもので、一人でもいなかったらあなたは生まれてこなかったんだよ〜」っていう絵本で、とってもいいんですよ〜。その読み聞かせを同級生でやてるんですけど、絵本のなかに登場する子どものこうちゃんやおばあ、それぞれに分かれて子どもたちに見せていますね。

— 読み聞かせのとき、歌ったりするんですか?
YOSHITOO! 最後にBGMみたいな感じで「Happy Daddy and Mommy」を歌います。



—「島の友よ」も含めてなんですが、YOSHITOO! さんの自分の音楽の制作スタイルやコンセプトにしていることってありますか? さっきワールドチャンプルーって言葉も出てきましたが…。
YOSHITOO! 何をするにしてもゆっくりすぎるってしょっちゅう突っ込まれるんですよ。でも、別に急がなくてもいいと思ってて、ゆっくりいい音楽を作れたらなって思っています。音楽で稼ごうと思ってやっているわけでもないし。人生を楽しむために音楽をやってるから。ちなみに曲は、ここ(※取材させてもらったYOSHITOO! のお店。10月中にオープン予定)で録ってますよ。バンドじゃない分、ドラムとかもいらないから、ここで十分なんですよ。だから、よ〜く聴くと子どもの声とかが入ってますよ(笑)。ここらへん、子どもが多いから。

— 「島の友よ」のフレーズでいちばん印象深いところはどの部分ですか?
YOSHITOO! 友達が言ってくれた言葉のおかげで今の俺があるんですよ。高校のときってよく語るじゃないですか。「俺ミュージシャンになるよ」みたいな感じで。その頃から、俺はまだ夢を見れてるんですよ。みんなのおかげであの頃のままいられるから…。“島の友よ 一緒に呑もうよ”ってあるんですけど、みんな帰ってきて一緒になって呑もうよみたいな、あの頃に戻りたい感じがあるんですよね。だから、これを聞くとホームシックになるんですよね(笑)2ケツのBBわっぎられとか、一言一言に思い出があります。

— この曲はいつごろにできたものなんですか?
YOSHITOO! 福岡出てからですね。で、DVD になったのは今年になってからです。

— プロモーションビデオ、手作り感たっぷりですよね。
YOSHITOO! そう、初めてCDの裏にいるメンバーで何かを形にしたのが「島の友よ」だったんですよ。朝10時集合で、夕方5時ぐらいには終わってましたね。で、監督の方が自分より曲の意味を理解してて、「島の友よの歌詞を思い出してみて」とか言われて(笑)そのおかげで、すごくいいプロモーションビデオできました。

— 今後、何かしてみたいことはありますか?
YOSHITOO! 最初に産婦人科で初めてライブやったって言ったじゃないですか? また、リベンジしたくて! そしたらちょうどこの前、自分が生まれたところの産婦人科の人が見にきてくれてて!! だから、自分の生まれたところでイベントができるかもしれないんですよ!!

— え〜、すごい偶然!!
YOSHITOO! そう、だから夢が叶いそうで…実現しそうです!! あの頃はロックだったんで…妊婦さんに絶対悪影響ですよね(笑)。今考えると、本当に申し訳ないと思って(苦笑)。

— 確かに(笑)。読み聞かせとかもそうですが、YOSHITOO! さんはそこで出会った人や友達…とのつながりをとても大切にしているように感じます。
YOSHITOO! 自分が自分を大事にしなくなるときがあるけど、そういうときは必ず友達とかが背中を押してくれるんですね。「絶対こうしたほうがいいよ」って。へこんだときほど怒ったりしてくれる人がいるから、「あ〜音楽やってきてよかったな〜」って思うんですよね。

— そういうのって幸せですよね。では、これからYOSHITOO! さんの曲を聴いてくれる人がたくさん増えていくと思うのですが、「島の友よ」のPRも含めてメッセージをお願いします。
YOSHITOO! う〜ん…。みんな何かしなくちゃいけないって、惑わされていると思うんですよね。お金のためにいきないといけないとか…。そうじゃなくて、たった一回しかない人生を生きててよかった〜って思える瞬間が、いっぱいあればあるほどその人の人生は楽しいと思うんですよ。俺は、音楽が好きだから、音楽を続けているだけなんですね。だから、自分の曲を聴いてくれた人みんなで、人生って楽しいよねって共感できる世界ができたら最高だなって思います。



YOSHITOO!の話を聞いて、ふと音楽について考える時間ができた。でも、YOSHITOO!の影響か音楽ってなんだろう!? と深く考えこむことはなく、自分の今までの音楽との関わりを振り返るきっかけになった。とってもゆるい彼。一見自由に見えるけど、実はそうではなく、常に周りを大切にしどれだけ幸せを運べるか、どれだけ音楽を通じてみんなと一つになれるかを考えているのだと思う。「島の友よ」を聴いて、YOSHITOO!を感じてみてほしい。


※YOSHITOO! のお店は10月中にオープン予定。店内扱う商品は、三線や服、家具、小物など…。つながりのあるクリエイターの商品が中心となる予定。


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